2018/06/22

朝と夜と音楽

雨の後のあじさいを
つい、触ってしまう

メタセコイア
葉っぱと葉っぱのつながり
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6/18(月) 朝 震度5強の地震。
寝坊をしていつもの電車に乗れなかったので電車に閉じ込められずに済んだ。
ただニュースを目で追い、LINEで連絡を取り合う。
普段、あまり連絡を取っていない友達も連絡をしてくれた。
SNSやLINEのありがたみを実感した。
そばにはいないけれど、大切な人達はちゃんとそこにいるのだ、と思えた。

LINEのやりとりが終わった直後に大きめの余震がきて自分の心音にまた驚く。
怖いので、扉をあけっぱなしにしたり、その後も余震が続いたので小さな電気を点けたままにしたりした。
大きな余震のとき、みおさんが「家族でうちに避難してきていいよ」と言ってくれて泣きそうになる。
大切な人たち。みんな、なんて暖かく優しい。

6/19(火) 朝
電車に乗るべくホームに入った途端、余震。
すぐそばの柱にしがみつく。
目の前の人は手に持っていた小さな手荷物を頭にやって身を縮こまらせていた。
心が総毛立っている、というのか。ちょっとした揺れや音、刺激にビクビクする。
仕事中も何度か余震があるたびビックリしてしまう。
自分の恐がりを思い知らされた一日。

土曜日に月夜で手渡してもらった齋藤さん(キャメルさん)の新しい音楽をやっと聴く。
心がそっと、大きく くるまれるように安心する。
音楽の入った箱を枕元において、小さな音でその音楽を鳴らしながら眠った。
何度かまた余震があって目が覚めたけれど怖さはだいぶなくなっていて、またすぐに眠った。


外ではカエルの声。
いつもと同じ夜の中にいる。