2019/12/27

12月27日(金)晴れ

まるで病歴日記のようだけど、今度は虫歯に苦しんでいる。
先週末に突然の痛みから始まり、週末を耐え病院へ行くも
虫歯でないとのこと。
次の日も変化なく今度は痛みが顔面の痺れに変わってきて怖くなり再診。
やはり虫歯でしかも悪化しているとのこと。
虫歯になった経緯がちょっと複雑でなんとなくもやもやが残っている。
治療が始まっても痛みは引かず、日に日に痛みが増してきているので気力がどんどん吸い取られている。
クリスマスはかろうじて出来たし、
嬉しいお便りやギフトも届いたけどまだ実感する余裕もない…悲しい。

今日は意を決して?病院を変えてみることにした。
小学校から通っていた歯科だったのだけど…
坐骨神経痛のときも医者巡りをしてとても辛かったことを思い出した。
原因がはっきりしない不調は気持ちがとても辛い。
痛みの訴え方も難しく、明らかにおかしいのだけど
ここがこんな風に痛い、というのを具体的に伝える言葉を知らないと、ぴったりとした治療が受けられない。
とにかく信じて待つしかないなぁ。
病院までの数時間が恐ろしく長く感じる…
夫にも心配かけ続けているのも悲しい。

この一年は身体の整えをする余裕がほとんどなかったので
来年からはもう少し毎日気をつけたい。
自分の身体は容れ物ではなく自分なのだし。
身体よ、よくがんばってるね。もう少しがんばってね。

2019/12/07

12月6日(金)晴れ 寒い

地元の秋色の山や、はらはらと落ちる秋色の葉っぱを眺める日々。
まだまだ秋だと思っていたら、今年もあとひと月を切っていた。
秋を楽しむ前にしっかりと風邪をひいたので
ずっとずっと避けてきた編み物を始めたりして、のんびり過ごしている。

ローマ教皇の言葉や、中村哲さんが亡くなったニュースを観ていると
自分という存在が急に遠のいて、自分自身を俯瞰していることに気づく。
世界の人が日本について心を寄せてくれるほど日本は世界の人について想う事が出来ているんだろうか。
私は長いことそれが出来ていなかったし、それにすら気づいていなかった。
芸術活動をきっかけにしてイギリスやドイツに行かせてもらい
ドミちゃんやイェシカさん、色んな人に出会えた。
そしてようやく、地球には言葉は違っても感覚がこんなにも近い人がいるんだとちゃんと知った。
イギリスのニュースを見ると心配になった。
クリスマスマーケットのことを見るとハンブルクを思い出して胸が熱くなる。
この、感覚が頼りなのだ、きっと。

自己表現のために展覧会を開催することに意欲が湧いてこない。
頭ばかりが先行しているのかもしれないけれど…
自分が形にする何かが、ちゃんと誰かの元へ届いて
明るいものへと繋がるようなことをしたい。
それが何なのか…

今は目の前の人と生きていくために
料理を作って共に食べ、
日々重なる歴史を学びながら
仕事をさせてもらえることを大事に想う。
それが精一杯。

中村哲さんのご冥福をお祈りします。