週末は久しぶりに外出。
どちらも同じ、原田治展に行くためだったけど
土曜日はさて今から車を発進させるぞ!
というところで整理券の配布が終了。
仕方ないのでそのまま神戸へ行き、動かなくなっていた腕時計の電池交換をしてもらった。
ちょっと特殊な時計らしく、販売店から電池交換が確実に出来ると紹介された店は県内で1店舗のみ。
伺った店のおじさんは時計の電池交換真っ最中。
ためらいながら声をかけてみる。
こちらを見る事もなく返事だけ返して手元の作業を止めない。
恐る恐るそのまま待っていると奥から別の方が出てきて
今直してるのが終わればすぐ電池交換出来る、とのことで少し待っていると
あっという間に動くようになって時計が帰ってきた。
動き出した時計をみていると澱んで滞っていたものが
さらさらと流れ出したようで
妙に嬉しく元気になり、お礼を伝えて久しぶりに街中を散策。
ここのところ本当に出歩くのが億劫だったけど
時計のおかげで少しそんな気分になった。
シマさんの料理本を買って十文字でハイシライス。
ウロウロしているうちにすっかり疲れてしまって車で爆睡。
お寿司が食べたくて夕飯用にサラダ巻きを買って帰宅。
早めに寝る。
日曜日は🌞が早起きしていたので原田治展リベンジ。
前日ですっかり疲れてしまったので諦めていたけど行ってみることに。
10時に到着し14時からの整理券をゲット。
それまでぶらぶらと時間を過ごして展覧会へ。
展示はとってもよかった。
原田治といえば私の世代はミスタードーナツ。
ミスドの景品をみてると懐かしさが込み上げる。
スクラッチカードを削る時わくわくしたなぁ…
素敵な時代だった。
2021/08/23
想像をこえて
yraさんと一緒に作っていたyraさんの名刺がついに完成した!
ふっくらと質感のある紙に活版で印圧をかけて印刷された繊細な文字。
デザインはなるべくシンプルに、真っ直ぐであることを心がけた。
2人と話しているといつもそう感じるように。
手に取り眺めていると、活版印刷による凹凸が作り出す印影の美しさに目が離せなくなった。
yraさんとのお仕事は、完成したあとすっかり自分の手を離れていると感じることが多い。
きっと自分も作りながら未知の未来を楽しんでいるのだ。
そんな風な仕事をさせてくれるyraは本当に稀有な人たちだなと思う。
そして印刷をお願いした京都の活版印刷所の黒林堂さんのお心遣いがまた素晴らしく…
とても気持ちの良い仕事をしてくださって本当にありがたかった。
ともかくありがたい気持ちでいっぱいになった日。
ふっくらと質感のある紙に活版で印圧をかけて印刷された繊細な文字。
デザインはなるべくシンプルに、真っ直ぐであることを心がけた。
2人と話しているといつもそう感じるように。
手に取り眺めていると、活版印刷による凹凸が作り出す印影の美しさに目が離せなくなった。
yraさんとのお仕事は、完成したあとすっかり自分の手を離れていると感じることが多い。
きっと自分も作りながら未知の未来を楽しんでいるのだ。
そんな風な仕事をさせてくれるyraは本当に稀有な人たちだなと思う。
そして印刷をお願いした京都の活版印刷所の黒林堂さんのお心遣いがまた素晴らしく…
とても気持ちの良い仕事をしてくださって本当にありがたかった。
ともかくありがたい気持ちでいっぱいになった日。
2021/08/16
△
千早茜さん「さんかく」の淑ちゃんの絵の装丁がとても好きで
汚したくなくて家から持ち出せず、
かといって通勤時間にしか読書をしないので読めないまま温存していた。
大雨の連休中ついに読みだしたら案の定止められず、もうあと残りわずか…。
もともと、女性目線のふわふわした小説は少し苦手意識があったけれど
千早さんの描く女性たちは、どろっとして、潔い女性性がありありと美しく際立っていて、どうやら読むほどハマってしまうらしい。
「西洋菓子店プティ・フール」の中で
美しいネイルを施した指でケーキを手づかみで食べることを喜びにする女性、という表現には圧倒された。
ネイルには全く興味のなかった自分が
いつかそれをやってみたい…と密かに願うほどに。
そしてもう一つは出てくる食べ物の描写。
とにかく細部まで丁寧で美味しそうで
食欲不振気味のお腹がよくぎゅーっと収縮していた。
読むのがもったいないけど早く読みたいし他の作品も読みたい。
溺れるようなこんな気持ちは久しぶり。
ケンタッキー(いんげん)もパンも冷凍だけど、なんかよかった朝食。
汚したくなくて家から持ち出せず、
かといって通勤時間にしか読書をしないので読めないまま温存していた。
大雨の連休中ついに読みだしたら案の定止められず、もうあと残りわずか…。
もともと、女性目線のふわふわした小説は少し苦手意識があったけれど
千早さんの描く女性たちは、どろっとして、潔い女性性がありありと美しく際立っていて、どうやら読むほどハマってしまうらしい。
「西洋菓子店プティ・フール」の中で
美しいネイルを施した指でケーキを手づかみで食べることを喜びにする女性、という表現には圧倒された。
ネイルには全く興味のなかった自分が
いつかそれをやってみたい…と密かに願うほどに。
そしてもう一つは出てくる食べ物の描写。
とにかく細部まで丁寧で美味しそうで
食欲不振気味のお腹がよくぎゅーっと収縮していた。
読むのがもったいないけど早く読みたいし他の作品も読みたい。
溺れるようなこんな気持ちは久しぶり。
ケンタッキー(いんげん)もパンも冷凍だけど、なんかよかった朝食。
2021/08/12
進める
色んなことを色々進めなくてはいけなくて
自分だけで考えていたら案の定パンクしかけて🌞にバトンタッチ。
煮詰まったことを人の手に渡してる間に自分も冷静になって
お互いに共有することでもやもやしてたことの着地点を見つけられた。
週明けて自分自身にようやくやる気スイッチが入って、
色んなことを進めて、色んな人の肩を貸してもらえらようになって
1人右往左往していたことが突然身軽になり、
しかも思いがけないあったかい言葉のギフトをたくさんいただいてちょっとウルっときた。
今週になって少しずつ集中力というか、考える力が戻ってきたのか
制作についてふと考えたり、活字も読むようになった。
でも先週末はあんまりに何にもしてないことにちょっと焦りみたいなものを感じて
余っていたラフィアを編み切って姪っ子に帽子を作っていたら疲れてしまったらしく
週明けから頭痛に苦しんだ。
とにかくよく寝て今日はスッキリ。
身体が前よりずっと正直になっていて面白い。
今読んでいるのは高山なおみさんの日々ごはん。
自分だけで考えていたら案の定パンクしかけて🌞にバトンタッチ。
煮詰まったことを人の手に渡してる間に自分も冷静になって
お互いに共有することでもやもやしてたことの着地点を見つけられた。
週明けて自分自身にようやくやる気スイッチが入って、
色んなことを進めて、色んな人の肩を貸してもらえらようになって
1人右往左往していたことが突然身軽になり、
しかも思いがけないあったかい言葉のギフトをたくさんいただいてちょっとウルっときた。
今週になって少しずつ集中力というか、考える力が戻ってきたのか
制作についてふと考えたり、活字も読むようになった。
でも先週末はあんまりに何にもしてないことにちょっと焦りみたいなものを感じて
余っていたラフィアを編み切って姪っ子に帽子を作っていたら疲れてしまったらしく
週明けから頭痛に苦しんだ。
とにかくよく寝て今日はスッキリ。
身体が前よりずっと正直になっていて面白い。
今読んでいるのは高山なおみさんの日々ごはん。
2021/08/09
2021/08/01
ぼちぼちと
ウェブサイトの更新がなかなかできずブログしか動いていない現実…。
アプリケーションの機能を使いこなせないまま
世の中はどんどん進化を遂げていて
ますます更新頻度が落ちる一方。
そしてスマホで見るとチカチカとうるさい広告…
こりゃもう降参だ…
というわけで更新しやすく広告もあまり気にならないページを作ることを最優先事項にして
ぼちぼちと作業を進めています。
自身の活動範囲的にウェブサイトの運営にお金をかけることに抵抗があるので
出来る範囲は限られているけど
ある程度制限があるほうが自分にはありがたい。
昨日、宝塚の文化芸術センターで開催中の
大久保英治さんの展示を観に行った。
ランドアーティストとして活動されている方で、
土を使った作品や拾い集めたものでオブジェやコラージュ作品を制作されているそう。
通ずるものがあって楽しみにしていた。
思っていたよりも作家のセンスに引き寄せた作品だったけど(素材そのままを使った作品というより)
制作の姿勢とか作りたいものとか
近しいものを勝手に感じて制作欲がむずむずと湧いた。
その中で思ったのは
自分は同じ、拾い集めた素材を使うにしても
現実と地続きの世界や歴史を表現しよう、紐解こうというようなことはあまり意識になく
どちらかというと、もっと個人的で小さな物語の構築みたいなことに興味があるんだな、と思った。
日常の隙間に落ちている、嘘みたいな本当の物語とか。
何かはっとしたような…でももやもやとまだ霧がかってるような…
制作はほとんど出来ないでいるけど
こういう気持ちだけはいつまでも消えないでいる。
アプリケーションの機能を使いこなせないまま
世の中はどんどん進化を遂げていて
ますます更新頻度が落ちる一方。
そしてスマホで見るとチカチカとうるさい広告…
こりゃもう降参だ…
というわけで更新しやすく広告もあまり気にならないページを作ることを最優先事項にして
ぼちぼちと作業を進めています。
自身の活動範囲的にウェブサイトの運営にお金をかけることに抵抗があるので
出来る範囲は限られているけど
ある程度制限があるほうが自分にはありがたい。
昨日、宝塚の文化芸術センターで開催中の
大久保英治さんの展示を観に行った。
ランドアーティストとして活動されている方で、
土を使った作品や拾い集めたものでオブジェやコラージュ作品を制作されているそう。
通ずるものがあって楽しみにしていた。
思っていたよりも作家のセンスに引き寄せた作品だったけど(素材そのままを使った作品というより)
制作の姿勢とか作りたいものとか
近しいものを勝手に感じて制作欲がむずむずと湧いた。
その中で思ったのは
自分は同じ、拾い集めた素材を使うにしても
現実と地続きの世界や歴史を表現しよう、紐解こうというようなことはあまり意識になく
どちらかというと、もっと個人的で小さな物語の構築みたいなことに興味があるんだな、と思った。
日常の隙間に落ちている、嘘みたいな本当の物語とか。
何かはっとしたような…でももやもやとまだ霧がかってるような…
制作はほとんど出来ないでいるけど
こういう気持ちだけはいつまでも消えないでいる。
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