2018/02/26

週末の映画館

book cover (indigo dyed)
--- 

寝る前+食後の葛根湯が効いたのか、1週間の発熱生活からついに脱出。
さっそく週末に映画館ハシゴ。
楽しくて楽しくて最高だった。
土曜
みなみ会館 「8 1/2」フェデリコ・フェリーニ
京都シネマ 「ベロニカとの記憶」
ベロニカといえばTrainspottingでもでてきた役名。
「ベロニカ」という発音が好き。
でも一番好きなのはダイアン。20年後も美しかった…

日曜
京都シネマ「サーミの血」
北欧の少数民族は殆ど知らなかったけれど
トナカイの遊牧を生業とするサーミ人。
美しい手芸や手仕事のイメージの北欧文化にも
知らない過去や現在の姿がたくさんあるんだな。

つくづく、海外の映画を見るたび自分の無知を知る
でも悲観ではなく、観て、知るほどにどんどんと外へ行きたくなる
体感したい。みてみたい。知りたい。

web siteをどうにか、もっと面白くしたいので最近イメージ画を書いたりしている。
レスポンシブサイトとかもう何だか全然わからない世界で困ったけれど
結局は本当に好きなことをするべきだな、と思い直した。
動作が複雑なサイトは憧れるけれど
身の丈にあった面白いことをすればいい。
好きな感覚を探る日々。


ボ・ガンボス「夢の中」

帰り道に聴くのがいい気分。
母に何度も「ボ・ガンボス」と言っても伝わらなくて面白い。

2018/02/22

家シネマ

my notebook
---

2月に入ってからというもの風邪を引き続けているので殆どひきこもっている。
治っては新たな風邪?にかかること3回目。
1年分の風邪をひいている気分。微熱がずっと続く理由は何だろう。

制作する気持ちにもなかなかなれず
週末は家で映画を観てせめてもの慰め。

ここ最近観た中で面白かったのは
T2トレインスポッティング。

来月はみなみ会館閉館イベントが色々あるのでそれまでには体調を万全にしておかねば。

笑いが足りないのか?と思い、
寝る前にラーメンズの懐かしいコントを観て寝たら
朝、自分の笑いで目が覚めるという素敵な経験をした。

またライブみたいなぁ。

2018/02/18

オリンピックと味噌

なかなか体調がすっきりせずにいるせいか
読み返した自分のブログがとにかく暗い。

こりゃしっかり元気にならなくちゃあな、
という気にしてくれたのはオリンピック。

自分をとことん信じて深く、深くみつめる日々を想像するだけで
もう逃げたくなる

ここのところ素直じゃなかったし悲観的だったなぁ
なんでだろう。
寒いからとか、きっとなんでもない理由なんだろうな。

今年は諦めていた月夜と少年の味噌作りに誘ってもらってたくさん仕込んできた。
すぐには食べられないものを作るというのは幸せなことだな。
生きていることに予約をいれるみたいな。
なんというか
保存食作りそのものが生きていくという行為だな、と。

今年はいつもの味噌、麦味噌、小豆味噌。
今から楽しみ。

手間暇をかける暮らしの充実さ
吉田家にいるとそれが当たり前にあるのでほっとする。
当たり前に、というのがミソ。

美味唐揚げランチの様子

2018/02/13

冬と物語


plant dye with onion skin

---
めにみえないものを信じたい

想いをこめて触れた指から感じること

---
冬は美しい
色も音も
すみずみまで清らかで透き通っている
葉は陽の光で輝いて
吐息はすぐに凍って、きらきらとかがやいておちてゆく

---
yraさんのアクセサリーの展覧会へ。
ふたりがうみだす形を、いつまでもしつこく眺めていた。
編まれた痕跡のブローチ
編み物で型をとり、そこへ金属を流し込み、
仕上げに塗装を施された、まるで遺物のような姿。
型を取った編み物はすでに燃え尽きて、もう跡形もないのだそう
ここにないものが、いまここにある不思議。
仕組みは理解出来て、なるほどとわかるのだけど
理解とは違うところで、心が動かされた

ふたりの、真摯な姿は美しく眩しい
冬の朝陽のよう
物語をいくつも聞かせてもらった。
楽しい。こういう話をしたかったんだよね、
と、共通の友達と話していたことを思い出した。

帰り道 すぐそばの公園へ寄ると
そこには少し大きな池があった。
とても寒い日で、目の前の山を背景に、斜めに雪の降るのがみえた。

ひとり、余韻にひたる帰り道
夢のような午後だった。

2018/02/09

最近のこと

夜明け
美しい玄関

---
のこしたいことは日々あるのだけど
なかなか言葉までたどり着けない。

仕事が一段落して早く帰れるようになったので
早く帰った日は映画やドラマを観たり本を読んだりしている。
わたしは10年近くこういう暮らしをしていなかったんだな、と
最近気が付いた。

物語をよむ力が相当衰えている。
創造力ってほうっておくとカチコチに固まってしまうものなのか。
誰かが創り出した物語や世界に、心動かされる瞬間
何かにのこしたい、と
いつもいつも思う

何に、どんな風に残したいと私は思っているんだろう

心に血を、どくどくと通わすみたいに
固まってしまった言葉や物語をもんだりさすったりしている。

たまにしか日記をかけない(言葉がつながらない)ので
なんだかんだよくわからない文章になってしまう。
よく見られたい願望なのか。
改善案件。

---
先週末

近藤聡乃さんの漫画を本屋で立ち読みして選んでいるとき
「今 喉に菌が付いた」と思った。

最近そういうことがよくある。
急にぴりっと痛む
そして、だいたいその後風邪をひく。

今回もその2日後くらいに突然寒気がしてたまらなくなり
体温を測ると34.9度
急いで熱めのお風呂にしばらくつかるも、
体の芯は一向にあたたまらなくて、お風呂から出るとすぐにまた寒くなってしまう
でも次に体温を測ると38度になっていた。
そこからはずるずるっと体調が悪化し、一旦回復するも、再び悪化して久しぶりに寝込んだ。
ある日は、ほとんど起きられなくて20時間くらい寝ていた。
目が覚めると一日が急速に進んでいるような変な感じだった。
夕方から夜に変わる時間。
暗く闇が深くなる部屋に沈んでいくみたいに横になっていると
自分が今、どこで何をしている誰なのか
色々なことが遠ざかっていくような気持ちだった
文字のほとんどは見ていると気持ちが悪くなるので見られない
そんな中で眺めていられたのが葉っぱや花、実や種
そしてnakabanさんの絵だった

毎日同じ布団の中ですごすとしたら
どうか壁には絵を飾っていてほしい、と思いながら
また気がつくと眠っていた

どれだけ寝ても眠れてしまう

夢をみた

寒くて寒くてたまらなくて
ぎゅっと抱きしめた人が湯たんぽみたいに熱くて
あなた、そんなにあったかかったんだね!とやたら関心していた

次の日、朝陽を見たとき嬉しかった
すこし元気になっていた

元気っていうのはすごく嬉しいことなんだな
朝が美しいと思えることは 元気ということだった
そんな、なんてことないような気付きのあった
最近のこと

2018/02/08

路地裏ショコラ党 2018


「路地裏ショコラ党 2018」

2/ 9(金)~12(月・祝)
‪14:00~20:00‬
※ カフェイベントのため1drinkオーダーをお願いします。
(お菓子のお持ち帰りのみは可)


~巷のデパアトやコンビニでチヨコを買うべからず!
チヨコレヱト菓子の御用命は路地裏ショコラ党まで~

毎年恒例 、 ヨルチャの 冬の路地裏ショコラ党!
お菓子作家が この日のために用意した特別なチョコレート菓子をご提供します。
音楽家がこの日のために用意した曲目を貴方のリクエストで演奏します。
バラエティに富んだ“贈り物”に最適な作品展示もあります。
大切なひとのために 、貴方自身のために 、
特別な贈り物と贅沢な時間をオーダーしてください。

◆ショコラ党構成員

チヨコレヱト菓子/ le tempo de l'escargot (テンポ・エスカルゴ)
作品展示 / 鈴木晴香(短歌)×ケント・マエダヴィッチ(イラスト)、
谷内亮太(彫金アクセサリー)、tamatepako(革のギフトケース)

◆リクエスト曲演奏

2/9(金)リー・テソン
2/10(土)Quin Arbeitman
〇全日リクエストタイムは15:00~19:00となります。

※お菓子と演奏曲のメニューより自由にご注文いただき、お菓子と音楽家の生演奏の両方をお楽しみいただけます。
※音楽家のリクエスト演奏は当日のお客様のリクエスト順に演奏いたします。お時間に余裕を持ってお越しください

---

今年もgallery yolchaにて路地裏ショコラ党が開催されます。
今年もお菓子担当として参加を予定していたのですが
体調不良のため今年はお休みさせていただくことに致しました。

イベントは明日から4日間開催されます。
「リクエスト曲演奏」
この日のために用意された曲リストの中から
好きな曲を選んでオーダーすると自分のために(!)ミュージシャンが演奏してくれるという…
距離も近いし本当に贅沢な試みだと思います。

どうぞお運びくださいませ!