2019/09/30

9月30日(月)晴れ 蒸し暑い

週末は吸収デー。
地元の発掘調査についてちょっとお勉強したのち「ショーン・タンの世界展」へ。
原画は一層緻密で本当に密度が濃く、熱量の高い展示だった。
なにもかも自分で手がけたいという思い通り、絵はもちろん、立体や映像まで。
なんとなく学生の頃を思い出した。
あの頃はこんな同級生が周りにたくさんいたなぁ。
もっと色々勉強しておけばよかったな。

最近少しずつ岩石の本を読んでいる。
砕屑岩のつくられ方を読んでいてうっとりした。
なんとなく彗星とも似ている気がする。
再来週のミネラルショーにも行けたらいいな。

2019/09/25

9月25日(水)晴れ 爽やか

仕事帰りにぴゅーっと図書館へ行き、岩石と暦の本を借りてきた。
そういえば職場の人が話していたな、と思い出して
ショーン・タンの「ロスト・シング」を読んでみた。
面白くって、立ち読みしていたけれどソファーへ移動。
落ち着いて絵本の隅々まで眺めた。
奇妙な迷子を拾った男の子が元の場所へ帰してあげようとするのだけど
元の場所なんてそもそも存在するのだろうか?
こんなに探すことに意味があるんだろうか?
まず本のそでを読んでみてヒヤッとした。
あぁ、そうなのだ。最近の自分はいつだって簡単に得ようとしているのだ。

2019/09/24

9月24日(火)曇り

暮しの手帖に乗っていたカレンシャツを作った。
途中レーズンのパンを焼いたりカレーを仕込んだりしながら1日がかりで完成。
ダーツやタックを入れた服を初めて作ったけどなかなかの出来に満足。
頭のなかで、みおさんと話したクリエーションという言葉のことを何度も思い出しながら作っていた。
創造すること。
自分で作ったり、言葉を選んだり。
そこをいつもよりすこし考える。
自分の気持ちにぴたりとしたものを選ぶと、眼前の世界は容易く変わる。
途端に出会うものも変化する。不思議だな。

SoundCloudでゆらゆらと漂っていて出会ったLullatone。
秋の入り口にぴったり合う音楽。

2019/09/20

9月20日(金)曇りのち雨 肌寒い

金曜の夕方。
なんとなくぐーっと気持ちが縮こまっているので
ずっと行こうと思っていた本屋へ寄った。
なん年ぶり、というくらいだったので内装はちっとも覚えていなかったのに
なんとも言えずとっても好きなまんまだ!と思った。
普通の本屋の顔をしているようで、でもちっとも普通じゃなくって
店主さんはやわらかな、話しやすそうな人で
レジで少しだけ話して
縮こまってた気持ちがほっとほどけた。
嬉しくなって、ホームで串田孫一の本を胸に抱いていた。

2019/09/18

9月18日(水) 晴れ

珍しく出ずっぱりな週末だった。
土曜日は神社をはしご。
久しぶりに誠光社とアイタルガボンへも行ったりして色々吸収。沁み入るようだった。
特別愛読家でもない私にとって誠光社は憧れの本屋で
いつも本棚の並びを隅々まで観察して堪能するに留まっていた。
でも今回は不思議と吸い寄せられるように手に取った本があった。
冥王星の和訳命名者でもある野尻抱影の「日本の星 星の方言集」
星の名前を眺めていると
日本は漢字とひらがなを足した、独特の柔らかさをもっているんだなぁとしみじみ思った。

日曜日は高校の同級生たちと、塩屋に住む友達夫婦とわいわいとごはん会。
気の置けない人たちとの時間は本当に気持ちが安らかだ。
普段のぐちゃぐちゃした悩みなんかまでどんどんさらけだせて気持ちがいい。
塩屋の風もたくさんもらって翌朝まで楽しかったねぇ、と余韻に浸っていた。

月曜日は吉田家でぶんちゃん、ミンちゃん、みおさんと制作。
しろっぺがついに、にしちゃーんと言ってくれるようになってそれはそれは…言葉にできない感動なのでした。
吉田家にいるとき、私はいつも暮らしかたと生き方について学ばせてもらっているような気がする。
さてさて。10月が楽しみだ。

大好きな友人ふたりのメッセージが嬉しくて飛んで会いに行きたくなった。

色々と頭に散らばせる日々。
きっと会いたい人に会ったからだなぁ。

2019/09/12

9月12日(木)晴れ 涼しい朝

朝起きたら木曜日だった。
頭の中は水曜日だったので一日得した気持ち。
曜日感覚なく好きに、思うように動きたいな。

当たり前の感覚をいちいち見直してみている。
多分この前テレビでやっていた樹木希林さんの特番を観たのでそのせい。
人と比べない、と思いながらも比べてしまうなぁ。

そんなのを再び整理すべくわかりやすいところから、ということでまたsnsの大掃除。

今朝は ようやく秋がもどってきた感じがする。

2019/09/09

9月9日(月)晴れ、とっても暑い

昨日はkonpekiさんの展示をみにdaysさんへ。
ここで観るのを楽しみにしていたのだ。
アクセサリーの標本を見ているような気持ちでじっくりとみる。
konpekiさんのアクセサリーの形にはモチーフがあるわけではなく、
シンプルに「形」として存在しているところがいいなと思う。
説明しようのないものを形として存在させるというのは
とても難しいことなんじゃないかな。いつも細部まで美しくて見惚れる。
指輪のラインの美しさというものをkonpeki指輪で初めて意識した。

うーん、ぜひ、kopekiさんの作品は直に見て欲しい。
その細部へのこだわりを手にとって、身につけて、実感していただきたい。

...
帰りはyraさんたちと喫茶店でお茶。
yraさんと話すのはとっても楽しい。
どんな些細なことも大切なことに思えてくる。
というか、些細なことが大切なんだろうなぁ。

2019/09/04

サザンと

先週の日曜日の夜、いつものラジオ局で
どうやら毎年この時期恒例らしいサザン特集をやっていた。
3時間ずっとサザン!

夕飯を作りながら、溜息ついたり踊ったり歌ったりして聴いていた。
夏に聴くサザンのよさはもう 言葉〜に〜出来ない〜(真夏の果実)
あっという間にいろんな時間に連れてってくれるもんだから
ふと我に返って手元の野菜をみていると
ここはどこだろう、みたいな気持ちになる。

今週土曜日までは確実にタイムフリーで聴けるのでぜひ。
サザン入門としてもすごくいいです…