今日
仕事から帰ってきたら近所の畑が畑ではなくなっていた。
じきにマンションかアパートになるらしい。
目まぐるしく家の周りが開発されている。
たくさんのことを失い、たくさんのことをあきらめた
その分、たくさんのもの、ことにも出会ったけれど
私の心はやっぱりどちらかというと過去に向いている
懐かしい景色、色、音、手触り、匂い
「感覚」はこの先どうなっていくんだろう
便利と引き換えに失った物を思い出せなくなっていることが怖い
週末
小学校からの幼なじみの家に遊びにいった。
高校、大学、社会人、とだんだん互いの環境も変化して接点をなくしていったのに
不思議なくらい、その時は昔と同じだった
はじめはなんとなく気を遣っていたのがだんだんほぐれてきて
話すときの安心感を久しぶりに懐かしく思い出した。
そして、ずっと忘れてしまっていた中学時代が一緒によみがえってきた。
下駄箱あたりの景色
登下校のときみていた川と畑
そのうちの一人の友人は秋には地元へもどってきて子育てが始まるそう
帰りの電車でまだ5センチの写真をみせてもらう
小学校から知っている彼女がお母さんになる
嬉しくて嬉しくてふたりで抱き合った
もう一人の友人は人生で初めての友達。
ずいぶん前にプレゼントした置物をそっと飾っていてくれてたまらない気持ち。
ここ最近落ち着かず、不安定だった気持ちがすとんと腑に落ちた。
おかげでよく眠れ過ぎて寝坊した月曜日。
2018/03/05
花とオールナイト、夜明けのシベリアとコーヒー
Venison stew and smile
鹿肉のワイン煮込みと笑顔
---
すっかり元気になった。待ってました週末。
一晩でカウリスマキ作品が4本も、しかもすべてフィルム上映ということで
もう楽しみでワクワクしてしまい結局殆ど昼寝もしなかった。
初めてのオールナイトがカウリスマキ作品だなんて幸せだ。
「ル・アーヴルの靴磨き」以前のカウリスマキ作品は日本には上映権がないとのことで
ユーロスペースを通してフィンランドと交渉の末、今回の上映会が実現したんだそうで…
それを聞いただけでもうすでに胸熱熱。
ほぼ満員のみなみ会館で淡々と上映会スタート。
自分の周りにはカウリスマキ作品を好きな人は殆どいないけど
この会場にいる人みんな(おそらく)カウリスマキ作品が好きなんだな
特に話しかけることはないけれど嬉しい。
上映作品はこちら。撮影年代順に上映。
「パラダイスの夕暮れ」
「レニングラードカウボーイズ・ゴーアメリカ」
「コントラクト・キラー」
「街のあかり」
今回はマッティ・ペロンパーとカティ・オウティネンを堪能した感。
「パラダイスの夕暮れ」の二人は若々しく不器用で、よりいっそう無愛想だけど
とても表情豊かにも感じる。不思議。
カウリスマキ29歳の頃の作品だとか。
しかしこのぺたりとしたカメラの視線と色合い、台詞の少なさ、目が語る演技
そしてやっぱり花。
ニカンデル(マッティ・ペロンパー)がデートに花束(紐で簡単にくくられただけの)を持っていくシーンがとても好きだった。
デートに花束は照れも相まってとてもいいなーと思う愛情表現なので
もっと日本で老若問わず当たり前になればいいのにな
一本だけ、とかその辺でつんだ花をラフィアとか麻でくくる。みたいな花束。
カウリスマキ作品を好きになったきっかけは「街のあかり」の食卓の花だった。
簡素な部屋に無造作に置かれた花。
ある時は赤いカーネーション、ある時は黄色。
あとはデートで男性が女性に手料理を振る舞うところがとてもいい。
フィンランドでは定番のデートなんだろうか。
もちろんカウリスマキ作品なので笑顔は殆どなく、
男たちの気合いはもろくも崩れ去る感じが最高。
大げさなリアクションは一切なく、
淡々と、でも相手をとても気遣い、不安になり、安心していたり
そういう気持ちがじわじわと伝わってくる。
カウリスマキ作品に登場する登場人物たちを愛せずにいられない。
ほんの少しの表情で、寂しさや嬉しさ、愛しさや哀しさ
いろんな感情が伝わってきて、そうそう、と思う。
声の小さな人の心をこそ丁寧にひろってくれるアキ・カウリスマキ。
最近不思議と北欧の映画を無意識に選んでいることが多い。
淡々と静かに話が進む感じや、台詞より雰囲気で語る感じが邦画と近い気がするので馴染みやすいのかも。
フィンランド=かもめ食堂、デザイン というイメージだったのがカウリスマキのおかげで
その明るい部分にかくされていた影が見えるようになった。
---
オールナイトから一夜明けた、まだ暗い中を東寺のがらくた市へ。
懐中電灯片手に搬入する影がたくさん動いていてなんだか不思議な活気があった。
真剣に3つで100円のマッチを選んでいるうちに夜が明けた。
門前でコーヒーを買い、シベリアをもらって一緒に朝を味わう。
普段話さないような話を少し出来た。朝の特別で清々しい空気。
未来に向かっている彼女の姿は背筋が伸び、すっとまっすぐでかっこよかった。
何だかすっと、心に風が通り抜けていった気がする。
ここ最近の滞っていたものがさらさらと流れていった。
もうすぐ春だ。
2018/02/26
週末の映画館
book cover (indigo dyed)
---
寝る前+食後の葛根湯が効いたのか、1週間の発熱生活からついに脱出。
さっそく週末に映画館ハシゴ。
楽しくて楽しくて最高だった。
土曜
みなみ会館 「8 1/2」フェデリコ・フェリーニ
京都シネマ 「ベロニカとの記憶」
ベロニカといえばTrainspottingでもでてきた役名。
「ベロニカ」という発音が好き。
でも一番好きなのはダイアン。20年後も美しかった…
日曜
京都シネマ「サーミの血」
北欧の少数民族は殆ど知らなかったけれど
トナカイの遊牧を生業とするサーミ人。
美しい手芸や手仕事のイメージの北欧文化にも
知らない過去や現在の姿がたくさんあるんだな。
つくづく、海外の映画を見るたび自分の無知を知る
でも悲観ではなく、観て、知るほどにどんどんと外へ行きたくなる
体感したい。みてみたい。知りたい。
web siteをどうにか、もっと面白くしたいので最近イメージ画を書いたりしている。
レスポンシブサイトとかもう何だか全然わからない世界で困ったけれど
結局は本当に好きなことをするべきだな、と思い直した。
動作が複雑なサイトは憧れるけれど
身の丈にあった面白いことをすればいい。
好きな感覚を探る日々。
ボ・ガンボス「夢の中」
帰り道に聴くのがいい気分。
母に何度も「ボ・ガンボス」と言っても伝わらなくて面白い。
2018/02/22
家シネマ
my notebook
---
治っては新たな風邪?にかかること3回目。
1年分の風邪をひいている気分。微熱がずっと続く理由は何だろう。
制作する気持ちにもなかなかなれず
週末は家で映画を観てせめてもの慰め。
ここ最近観た中で面白かったのは
T2トレインスポッティング。
来月はみなみ会館閉館イベントが色々あるのでそれまでには体調を万全にしておかねば。
笑いが足りないのか?と思い、
寝る前にラーメンズの懐かしいコントを観て寝たら
朝、自分の笑いで目が覚めるという素敵な経験をした。
またライブみたいなぁ。
登録:
投稿 (Atom)




