2019/07/31

7月31日(水)晴れ

木皿泉さんの「昨夜のカレー、明日のパン」を読み終わった。
途中で何度も目頭がじーんとした。
生きること、死ぬこと、死んだあとのことなどが
それぞれの登場人物によって、いろんな見方、感じ方で綴られてあった。
一人の登場人物に対して 妻、幼馴染、父、親戚…
いろんな人がいろんな風に感じているのが面白い。
名前も書いてあるのに途中まで違う人のことを書いてあるんだと思いこんで読んでいたり。

中でも、「夕子さん」の話が好きだった。
夕子さんが日常のなかで美しいと感じる時の描かれ方に
なんども、読みながら「そうだよ〜!そうなんだよ〜」と頷いていた。

言葉にするのが難しい…とても好きな本だった。

ここのとこ、胸打たれる美しい暮らしと、自分の暮らしとの違いばかりに目がいって毎日どうにも出来ないことにもがいていた。
思うように生きることを制限しているのも、諦めているのも自分自身なんだよなぁ

今年はなかなか映画が観られないので
本を読む年にしたい。

2019/07/29

7月28日(日)晴れ

朝から久しぶりにデザイン作業。
涼しいので気持ちよく作業していたけど途中からどんどん暑くなって中断。
ご飯を食べたり昼寝をしたり。
夫にフォトショップの技を見せてもらい想像以上のものが出来てびっくり。
この間、山梨で湛教さんと話してたけれど、結婚して新しい視点が出来てくるのは楽しいな。
夜にはだいたい仕上がったのでお疲れ様ということで外食。
デニーズの制服は時代が止まっていて好き。

土曜は京都へ高橋獏さんの展示を観に行った。
最近ますますガラス作品に惹かれる。

2019/07/26

7月25日(木)

「えみおわすとてのひらワークス」の手伝いを終え、山梨から帰ってきた。
しばらく余韻でぼんやりとする日々。

今は未だ ささやかな震えのようなことを何度も思い返している。

今までは個人だった考えが、ふたりになり、選ぶ選択肢が変化してきているのを実感した。
湛教さんとの話もそんな感じで、結婚したり、こどもが生まれると人生の優先順位が変化するんだということをさっそく身をもって知った。

これまでもそうだとは思っていたけれど、
結婚によって個人という選択肢は減り、家族という大きなものになって、なんとなく窮屈なイメージがあった。
でも案外その逆なのかもしれないな。
結婚しても個人を尊重したいと思っていたけれど
今はそれすらすっ飛ばしたものが見えてきた気がする。

山梨では時間はぐんと伸びて、みんなゆったりとしていた。
のど自慢を見ながらおじいさん、おばあさんと昼ごはんを食べて、みんなで昼寝をした。

2019/07/18

7月18日(木)曇り、向かう途中は雨

山梨へ向かう途中。
高山なおみさんの日記が更新されていて、バスの中で夢中で読む。
窓を向き、こっそりと涙だけ流す。
お母さんも高山さんたちも本当にがんばらはったんやろな。
闘病中は身体も心も本当に大変だけど
家族で支えあっていることが読んでいてもよくよく分かった。
心折らずにずっと付き添うのは一人ではとても無理だ。
ナビィのとき、一週間くらいだったけれど
見送った後、身体がくったくたになっていてびっくりした。
身体ってこんなに重かったのか、と。

高山さんもお母さんも
心も身体もゆっくり休んで、ゆっくりげんきになれますように

7月17日(水)晴れ、曇り 満月(部分月食)

明日からしばらく山梨へ。
今年もえみおわすさんの展示のお手伝いに呼んででもらった。
今回はてのひらワークスさんの靴の展示もあるそう。楽しみ。

発掘現場の見学をさせてもらった。
毎回、遺構(建物や人の営みの痕跡)の見方が図面で見ても、そこへ降り立ってもよくわからなかったけど
門があった場所に立った時
まるで映像作品のように奈良時代の風景が立ち上がって吹き抜けていった。
この場所にかつて都の端があったのか。
土地が語ることを始めて体感したような気持ち。